僕らよりちっちゃくて可愛いよね
いつも気になるんだよね。
不安ばっかりじゃなくって、ちょっと気を付けるだけで楽しく暮らせるんだよ
これから赤ちゃんと柴犬と一緒に暮らしたいと思っている方や、今柴犬を飼っていて赤ちゃんを迎える方に赤ちゃんとワンちゃんが一緒に暮らすメリットと気を付けておきたい注意点についてご紹介します。
目次
柴犬と一緒に暮らすメリット
まず、赤ちゃんと柴犬が一緒に暮らすメリットをご紹介します。
免疫力が上がる
柴犬と赤ちゃんが同居をする事のメリットとしてあげられるのは、赤ちゃんの頃から動物と一緒にいることで、抵抗力や免疫力を上げることが出来るようになります。
フィンランドのクオピオ大学病院が行った研究で、犬や猫を飼っている家の赤ちゃんは感染症や呼吸器の疾患にかかる確率が30%低い結果が確認されたそうです。
更に、抗生物質の投与する回数も少なかったそう。猫よりも犬の方がその結果が強かったようです。
最近は抗菌や除菌の商品がドラッグストアにたくさん並んでいて、赤ちゃんが産まれた頃は何でもしっかり除菌しなきゃ!という気持ちになりやすいでしょう。
ですが、除菌のし過ぎで、身体が弱い子に育ってしまうのも本末転倒な気がします。
実際に、筆者が子供だった頃は除菌の商品なども今のようになかったわけで、更に言うと、2人目だったこともあり、母はかなり手抜きな子育てだったので、菌を防ぐという事など特に気にしていなかったそうです。
そのおかげで私は特に大病もなくすくすく育ち、風邪などもあまりひかない強い子に育ちました。
雑菌などある程度の雑菌が赤ちゃんに触れる事は免疫を作っていく上で必要なことであり、柴犬と暮らすことで赤ちゃんは雑菌との接触する機会が増えるので非常に良い事だと考えられます。
精神が安定する
犬と接することは「アニマルセラピー」とも言われる様に、ペットには精神面を支えてくれる効果があり、健やかに健康的に赤ちゃんを育てることが可能です。
それは赤ちゃんや子供にとっても同じであり、赤ちゃんや子供の精神も安定してくるといわれています。
犬を飼うことは、子供の情操教育にも役立ちます。
犬と接していく中で思いやりの心が育ち、周りの人に優しくする気持ちが芽生えてくるでしょう。
また、犬は人よりも寿命が短いので、命の尊さを教えてくれることになるでしょう。
小さな頃から情操教育をきちんと行っていると学校などに通い出す頃にも友達の作り方に迷うこともありません。
誰とでも仲良くする事が出来るようになりますし、自分でペットを育てることで、責任感を育む事も出来るようになります。
子供の頃からきちんと責任感を覚えることによって、学校に行くようになった時にはリーダーシップを発揮することができるようになるのでおすすめです。
また、犬は赤ちゃんが泣いているとあやしたり、遊び相手になってくれるなんてこともあり、赤ちゃんにとってとても大切な存在になってくれるでしょう。
2人で遊んでくれているうちに、日々忙しいお母さんにはゆっくり家事ができる時間が増えるかもしれませんね。
この様に赤ちゃんと柴犬と一緒に暮らすメリットは沢山あります。
次に、柴犬と赤ちゃんと一緒に暮らす場合に気を付けておきたい事について紹介します。
赤ちゃん×柴犬が可愛い!
赤ちゃんと柴犬との暮らしでは何よりこの2人で一緒に過ごしている姿が可愛い!
とにかく可愛いです。
Instagramでも「#赤ちゃんと柴犬」を見ると赤ちゃんと柴犬の可愛い姿がたくさん出てきます。
こんな風にシンクロしているところなんてもう、可愛くて堪りませんね。
一緒に暮らすデメリット・注意点
ハッピーな赤ちゃんと柴犬との暮らしを送る為に注意したい事がいくつかあります。
柴犬は可愛くて人懐っこいものが多いですが、赤ちゃんの間は怪我をさせてしまう可能性もありますので、注意が必要です。
しつけはマスト!怪我に注意!
赤ちゃんと柴犬との共同生活をする為に、大前提なのはきちんとしつけをしておくことです。
犬は遊びのつもりで赤ちゃんを甘噛みしてしまいその時に赤ちゃんが怪我をしてしまう事、きちんと主従関係が出来ていないと攻撃的になり噛んでしまう事等が考えられます。
甘噛みや噛み癖などは赤ちゃんだけでなく、家族以外の人にも怪我をさせる恐れもあるのでしつけは必ずしておく事をおすすめします。
仔犬のうちからしつけておく事が大事ではありますが、成犬であってもしつけをし直す事は可能です。
どうすればいいのかわからない!という場合はしつけ教室などで相談をしてみてはいかがでしょうか。
楽しく赤ちゃんと柴犬と暮らす為に、赤ちゃんにとっても柴犬にとっても大事な事なのでしつけを必ず行いましょう。
アレルギー発症の可能性がある
次に同居をする上で注意点がアレルギーが発生する場合がある事です。
メリットにもあるように、犬と暮らすことは赤ちゃんの免疫力アップに影響があると考えられますが、赤ちゃんの頃は抵抗力が低いので、少しのことでもアレルギー症状が出る場合があります。
親が動物アレルギー持ちの場合は赤ちゃんもアレルギーを持っている可能性があるので注意する必要があります。
赤ちゃんあるあるですが、何でもまずは口に入れて確認するという時期があります。その際に犬のおもちゃや食器などが赤ちゃんの手が届くところに置いていると、赤ちゃんが口に入れてしまったり、舐めたりする事があります。
それによって細菌やウイルスが移ってしまう可能性があります。
また、柴犬がペロペロと赤ちゃんのお口を舐めてしますことも。
柴犬は愛情表現だったり、挨拶のつもりでやっているかもしれませんが、自分のお尻や床など何でも舐めている下で赤ちゃんのお口を舐めるのはちょっと怖いですね。
もし柴犬が赤ちゃんのお口を舐めそうになったらしっかり辞めさせましょう。
また柴犬は抜け毛が多いです。毛が飛んでしまうので抜け毛によってアレルギー症状が引き起こされることもありますので日々のブラッシングやシャンプーなど、きちんとワンちゃんのケアをすることでアレルギーを予防していきましょう。
また、部屋に空気清浄機を設置しておく事も予防につながりますね。
「ペット用空気清浄機」も販売しているそうです!
空気清浄機で部屋の抜け毛が少なると、お掃除の手間も減り一石二鳥です!
ワンちゃんもキレイに、部屋も綺麗に保つ事が赤ちゃんのアレルギー対策につながってきます。
赤ちゃんだけでなく、愛犬に対しても注意すべき事があります。
柴犬がストレスを感じてしまう
もしも赤ちゃんがワンちゃんを飼うよりも後に生まれた場合、ワンちゃんがストレスを感じてしまい問題行動をするようになってしまう恐れがあるので注意が必要です。
赤ちゃんが来るまでは飼い主さんの愛情を独り占めできていたのに、赤ちゃんが生まれてからは特にお母さんは赤ちゃんにつきっきりになり、ワンちゃんは大切な人を取られたような気持になってしまうようです。
また、赤ちゃんが生まれると、お家の中も徐々に赤ちゃん中心の家づくりに変わっていく事でしょう。
ワンちゃんは居心地の良かったスペースがなくなっていくと感じてしまう可能性もあります。
また、赤ちゃんは大人と違い手加減を知りません。
赤ちゃんは柴犬にとっても興味があり、しっぽや耳などいろんなところを触ったり、たたいてしまったりすることがあるでしょう。
必要以上に触られると嫌がる犬もいます。赤ちゃんが成長し、ハイハイや歩き出す頃にひたすら犬を追いかけるなどしたら、ワンちゃんは心が休まりません。
愛犬にストレスが溜まってしまうと、「吠える」「噛みつく」「家具を破壊する」など様々な問題行動につながっていく恐れもあるので、しっかりとワンちゃんに対して心のケアをしてあげましょう。
愛犬の心のケア
- これまで以上にスキンシップをして愛情をしっかりと伝えよう
赤ちゃんと犬が仲良くなる為にも、しっかりとコミュニケーションをとりましょう。
ストレスを感じているなぁと思ったら、散歩や一緒に遊んだり発散させてあげましょう。
愛情がワンちゃんから赤ちゃんに移ったわけではなく、みんなが家族として大切に思っている事をワンちゃんが感じられるようにして赤ちゃんと犬と共存するんだと分かってもらえるようにすることでメリットでもあった赤ちゃんの遊び相手になってくれたり、赤ちゃんを守るような行動をとってくれるようになるのかもしれません。
- ワンちゃんのスペースを確保する
前述したように赤ちゃんが生まれると、きっとお部屋はベビーベッドやおもちゃ・ハイハイをするスペースなど、どんどん赤ちゃん仕様が増えていく事でしょう。
ゲージなどで愛犬が落ち着いて過ごせるスペースをしっかり確保して、犬が赤ちゃんから逃げられる場所を作っておくことも大切です。
まとめ
きちんと柴犬のしつけを行い、注意しておく事を怠らなければ赤ちゃんと柴犬と一緒に暮らす事はとっても楽しく人生を豊かなものにしてくれるでしょう。
赤ちゃん、または柴犬を新しい家族に迎え入れる為にきちんと事前準備を行い、家族みんながハッピーになれるようにしていきたいですね。
思ってたよりも怖くないのかもしれないね。
大切にし合える関係になれるといいね。