おきみちゃんこう見えて寂しがりやで、ご主人大好きだもんね。
ご主人が早く帰ってくるように、お留守番の制限時間を調べるから~
いつも愛犬と一緒にいてあげたいですが、仕事や用事で家に愛犬を残して出掛けなければならないこともありますよね。
どうしても長時間犬を留守番させなければならない時、何時間までなら留守番が大丈夫なのか、疑問に思っている飼い主さんも多いでしょう。
そんな方のために、犬の留守番について、環境づくりや留守番に慣らすコツなどを含めて詳しく解説していきます。
目次
柴犬はどのくらいの時間留守番できる?
最近では、共働きや一人で愛犬の世話をする方が増えています。
仕事や用事で愛犬を一人で家に置いて行く時に、どのくらいの時間留守番ができるのか心配する飼い主さんも多くいます。
愛犬と快適に暮らしていくために、柴犬の留守番について詳しくみていきましょう。
留守番は長くても12時間以内に
犬は何時間まで留守番できる、という決まった時間はありません。
ただ、1日2回の食事や散歩のことも考慮して、愛犬に留守番をさせる場合は、最長でも12時間以内にしてあげましょう。
もちろん、これは健康な成犬の場合ですので、体調が変化しやすい子犬やシニア犬の場合には、長時間の留守番をさせないようにしてください。
ただ、共働きや一人暮らしで犬を飼っている場合、どうしても帰宅が遅くなってしまうということもあるでしょう。
帰宅後や休日には、愛犬との時間を大切にし、愛犬にとってストレスが溜まらないように心がけましょう。
どうしても帰れない時にはペットシッターやペットホテルの利用も
どうしても長時間愛犬の世話ができない場合には、ペットシッターやペットホテルといったサービスを利用することも検討しましょう。
飼い主さんも一人で抱え込むと辛くなってしまうので、時には人の助けを借りることも愛犬と自分のために重要です。
子犬の留守番
子犬の場合も、生後3か月を過ぎてから徐々に留守番のトレーニングを行うことで、一人でも留守番をすることができます。
ただ、成犬と違い体調の変化が起きやすいことや、内臓がまた未発達なため食事回数が多いことなど、気をつけるポイントがあるので注意が必要です。
食事回数に注意する
一般的に、子犬の頃の食事は、生後4か月〜5か月で1日4回、生後6か月以降からは成犬と同じく1日2〜3回あげるのが理想となります。
特に、小型犬の子犬は一度に食べられる食事量が少ないため、こまめに食事を与えないと、空腹時に低血糖症という症状が出ることがあるので注意しましょう。
獣医師に事前に相談する
子犬の場合は、安全面や体調面など飼い主さんでは判断できない点について、事前に獣医師に相談することをオススメします。
安全に配慮する
子犬は、好奇心が強く部屋中を駆け回り、コードをかじってしまったり誤飲をしてしまったり、という事故の危険があります。
そのため、子犬を一人で留守番させる場合には、特に安全に配慮してケージやサークル内に危険なものがないか確認しましょう。
愛犬が快適に留守番できるような環境づくり
愛犬に留守番をさせる時に一番大事なことが、環境づくりといえます。
居場所やトイレなど、愛犬に合ったものをきちんと事前に準備しておきましょう。
ケージやサークルを用意して安心できる居場所をつくる
犬は、食事や運動などの欲求が満たされていれば、飼い主さんが留守の時には寝ている時間がほとんどです。
そのため、愛犬が安心して過ごすことができるように、ケージやサークルを用意してその中で留守番させましょう。
意外かもしれませんが、犬は狭いところを好む動物です。
犬の心理として、狭いところの方が安心するといわれているので、閉じ込めてかわいそうということはありません。
留守番中はケージやサークルに入れて、安心できる空間をつくってあげてください。
トイレ
部屋の中で留守番させる場合には、愛犬が好きな時にトイレができるように、トイレトレーとペットシーツを用意しておきましょう。
ただ、寝るスペースとトイレが近いことを嫌うわんちゃんもいるので、留守番の前に愛犬がきちんとトイレを使えるか、確認とトレーニングをしてあげることが必要です。
夏の留守番には熱中症対策をする
柴犬の毛はダブルコートなので、比較的寒さには強いですが、暑さには弱いといわれています。
そのため、夏には熱中症の危険が高まります。愛犬に留守番をさせる場合には、しっかりとした暑さ対策が必要になります。
いくつか暑さ対策をご紹介するので、ぜひ組み合わせて実践してみてください。
ひんやりグッズを用意する
夏場にわんちゃんを留守番させる時には、ケージやサークル内に、ジェルマットやアルミプレートなどのひんやりグッズを用意してあげましょう。
エアコン
夏場の日中は室温が高くなるので、エアコンも付けておいてあげることをオススメします。
途中でエアコンが切れてしまったり、人感センサーなどで止まったりしないように、事前に確認しておきましょう。
凍らせたペットボトルも有効
より経済的にわんちゃんの熱中症を防ぐ方法として、凍らせたペットボトルをケージやサークル内に置いておくことも効果的です。
愛犬が留守番に慣れるためのコツ
愛犬が留守番に慣れるために心がけることや、慣らし方のコツについてご紹介します。
わんちゃんの性格や習慣によっても異なるので、愛犬に合わせたやり方で行ってみてください。
ケージやサークルに慣れさせる
留守番の時には、わんちゃんにケージやサークルの中で過ごしてもらいましょう。
そのため、普段の生活からケージやサークルに入る習慣をつけておくことが大事です。
留守番の時だけケージやサークルに入れようとすると、それだけでも愛犬にとってストレスになってしまいます。
また、ケージやサークルに入ることを留守番の合図と認識し、愛犬にとってケージやサークルが嫌なものとなってしまうので注意しましょう。
留守番の前にしっかりと散歩して運動させる
犬が、飼い主さんの留守番中にイタズラなどの問題行動をしてしまう原因としては、ストレスによるものが大きいといわれています。
そのため、愛犬に上手に留守番をしてもらうコツとして、出掛ける前にしっかりと散歩をして、ストレス発散をしてあげることも効果的です。
適度な運動をさせることで、わんちゃんの欲求が満たされ、心地よい疲れから留守番中に寝てくれるようになるでしょう。
日頃からひとり遊びの時間をつくる
普段から、愛犬に構いすぎてしまうという飼い主さんもいらっしゃいますが、飼い主さんと犬の距離感が近すぎると、犬は飼い主さんがいないと不安に感じてしまいます。
悪化すると、飼い主さんが少しでも離れると吠えたり、落ち着かずうろうろしたりという行動が見られます。
これは、「分離不安」という症状で、飼い主さんに懐くことと依存することは異なります。
子犬から飼うのであれば、家族以外の人との交流やさまざまな場所に連れて行ってあげるなど、愛犬が飼い主さんにべったり、という状況にならないようにしてあげましょう。
徐々に留守番の時間を長くする
犬にとって、飼い主さんは出掛けてもまた戻ってくる、ということが理解できるようになれば、留守番のストレスを減らすことができます。
そのため、まずはゴミ捨てや数分程度出掛けることから、留守番のトレーニングを始めましょう。
だんだんと、出掛ける時間を1時間2時間と長くしていくことで、飼い主さんの姿が見えなくなっても、わんちゃんが不安を感じることがなくなります。
愛犬にとって、飼い主さんが出掛けることに慣れることができれば、上手に留守番してくれるようになるでしょう。
出掛ける前・帰宅時に犬に声をかけない
愛犬に「行ってきます」「ただいま」のように声をかけてしまうと、それが留守番の合図として犬が覚えてしまいます。
そのため、外出の前後に犬に声をかけるのはやめましょう。
また、留守番に慣れていないうちは、飼い主さんが出掛ける準備をしているだけで、愛犬がそわそわして吠えるなどの行動をすることがあります。
愛犬がこのような態度をしていても、無視をしてください。
そして、無言で家を出て無言で戻ってくる、ということを少しずつ時間を長くして行っていくことで、留守番の練習をすることができます。
犬の留守番で重要なポイントは、わんちゃんに「留守番は特別なことではない」と覚えてもらうことです。
退屈しないようにおもちゃを用意する
犬も長時間一人でいると、退屈してしまうこともあります。
そのため、留守番中に一人で遊べるようにおもちゃを用意してあげることをオススメします。
留守番中のおもちゃは、愛犬が熱中して長く遊べるような、知育おもちゃを選ぶといいでしょう。
知育おもちゃとは、中におやつを詰めておける構造になっていて、わんちゃんがおもちゃをかじりながら、中のおやつを少しずつ出して楽しむことができます。
このようなわんちゃんが楽しめるおもちゃがあれば、熱中して遊んで、遊びながら疲れてまた寝る、といういい流れで留守番時間を過ごすことができるようになります。
ペットカメラで愛犬の様子を見守る
留守番中の愛犬の様子を見ることができる安心アイテムとして、ペットカメラというものがあります。
外出先からスマホを使って、愛犬の様子を確認することができます。
ペットカメラにはさまざまなタイプがあり、会話機能や暗視機能、自動給餌機能など便利な機能が付いています。
離れていても愛犬をしっかりと見守りたいという飼い主さんは、ペットカメラを用意することもオススメです。
まとめ
今回は犬の留守番について、環境づくりや注意点、コツなどを含めて解説しました。
いかがだったでしょうか?
きちんと環境を整え、安心して過ごせるように教えてあげることで、愛犬にとって留守番はストレスではなくなります。
お互いに楽しく暮らしていけるように、今回ご紹介したコツなどを参考に愛犬とよりよい関係を築いてください。
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