現在日本での犬の飼育環境は室内飼いがどれ位の割合かご存知ですか??
実は全体の8割以上が室内で飼われているんです。
室内だから屋外よりも安全と思われると思いますが室内にも危険がいっぱいです!
では室内の怪我の原因についていくつか挙げてみましょう。
・フローリングで滑って怪我をする
・高い所からの転落
・暖房器具でやけど
・電気コードを噛んで感電
今回はこの中のフローリングで滑ってしまう怪我について調べてみました。
目次
フローリングは犬の足への負担が大きい。
滑り止めの対策をしていないフローリング上でのワンちゃんの足は例えると体育館でソックスを履いて歩くようなものです。
どいう事かというと、昔体育館で上履きを忘れてソックスのまま歩いたことがある人は多いのでは。
その時、どうだったか覚えていますか?
そうです「めっちゃ滑る」んです。
ソックスで体育館を思いっきり走るなんて危ないですよね?
フローリングの上のワンちゃんは同じ様な状況なんです。
ツルツルとしたフローリングでは足の踏ん張りが効かず家具にぶつかってしまったり、ころんでしまったりソファなどからジャンプしてうまく着地できなかったり、その結果、脱臼や骨折、靭帯損傷など大怪我につながる危険性があります。
小型犬は特に骨が小さいので「膝蓋骨脱臼」になってしまうケースも多いようです。柴犬もこの「膝蓋骨脱臼」になりやすい犬種です。
柴犬以外でも、ダックスフンドやコーギーなどは「椎間板ヘルニア」、大型犬は「股関節形成不全」になる恐れがあります。
滑りやすいフローリングは全てのワンちゃんにとって足へ負担が大きいんです。
室内犬を飼っているご家庭でのフローリングの滑り止め対策はマストだといえます。
室内犬飼いのお家でのフローリングの滑り防止対策は?
それではフローリングの滑り防止対策について
ご紹介します。
ワンちゃん用のタイルマットやカーペットを敷く
まず一番早く始められるとしたら、フローリングにカーペットやタイルマットを敷く事だと思います。
カーペットは何でもOK!という訳ではなく、毛足の長いカーペットなどはワンちゃんの爪に引っかかってカーペットがほつれたり、傷んでしまい、ワンちゃんの爪にも負担がかかります。
なのでワンちゃんに適したものを選ぶのがオススメです。
こちらのタイルマットは置くだけでぴたっと吸着してくれ、ズレません。
また、タイル型なので、ワンちゃんが粗相をしてしまった時も一部だけ取替えたり、その部分だけ簡単に洗えます。
洗濯機で丸洗いもできますよ。
また、階段にもマットを敷いておくと転落防止にもなるのでこちらもオススメです。
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フローリングに滑り止めコーティング加工をする
カーペットも良いけど、汚れてたときにもっと簡単に掃除をしたい、カーペットのダニなどが気になるという方にはフローリングにコーティング加工をするのがオススメです。
フローリングに滑り防止のコーティングをすると、滑り止めは勿論、爪で引っかかってできる傷を予防もできます。コーティング材は抗菌性分も入っているので衛生面でも
優れています。
また、こちらのサイトではペット関連のワックスが販売さているのでこちらも覗いてみては??
滑り止め防止の靴下を履かせる
これはちょっと難易度が高いかもしてませんが、嫌がらない子であればフローリングの滑り止め対策になるし、防寒、床に直接肉球が触れないので肉球の保護にもなります。
肉球クリームで滑り止めを予防する
こちらはフローリングではなくワンちゃん側への対策です。
肉球クリームは保湿効果と滑り止め防止の効果があるものもあるのでフローリングへの対策と合わせてするといいかもしれません。
思い切ってリフォーム業者に頼んでフローリングを貼り替よう
もう1つフローリングの滑り止め対策があります。
それは、思いきってリフォーム業者に頼むという方法です。
フローリングと一言で言っても、リビングだけでなく、廊下やキッチン、寝室など今のお家の間取りではほとんどがフローリングですよね。
ワンちゃんの動く範囲が限られていても全てに滑り止め対策をするのもなかなかパワーがかかってしまいますね。
パワーもお金もかかるのであれば、今後の生活を考えてリフォームをするのも一つの手かもしれません。
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いかがでしたでしょうか。
ワンちゃんも家族の一員です。
いつまでも愛犬には健康でいて欲しい、そう願っている飼い主さん、これからワンちゃんを飼う方は是非参考にしてみて下さいね。
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